TEAMスタッフ紹介

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STORY 03

札幌狸小路店 製造担当

渡邉 弥生 (41歳)

『遺跡や文化財などが大好き!
美しい物を見るとどうやったらこうなるの?と
知りたくなります』

これが好き:
旅行/うさぎ/パン作り
こんな人:
負けず嫌い/職人気質
2013年
アルバイト(製麺)
2016年
正社員(製造全般)

一風堂で働く前は
何をしていたんですか。

ベーカリーのレジ打ちやコンビニ、臨床検査センターで血液検査の補助、コールセンターやホームヘルパー、図書館員としても働きました。そんな中で、人との関わりでストレスを抱えたことがあって、「工場ならいいかもな」と仕事を探していたんです。一般的に工場は中心地から外れた場所にあるので、それだと通えないなと思っていたのですが、一風堂の製麺工場は都心の大通りで、「製麺室の個室で麺をつくる仕事だよ」と聞いてすぐに働き始めました。

実際に働いてみて、
どうでしたか。

「なべさんワンタン作れる?」って店主に言われて、「ワンタンですか。作り方がわからないんですけど、どうすれば?」と言ったら、福岡から商品開発の方が来て、「レシピはこれで、製麺機にこう通すわけです」「はあはあ、なるほど。はい!ワンタンが作れるようになりました」という感じで(笑)。まるでゲームをクリアする感じ。「タラララッタラーー♫クリア!!また、渡邉のレベルがアップしました!」みたいな感じです。でも、たまにそれはゴールではなく、スタートだったことも(笑)。「ワンタンできたから餃子もできるよね?」「あっ、そうですね、原理は一緒ですものね。やります!」みたいな。同僚には「常にハードルを飛んでる!」と言われています。

ハードルを越えるのが楽しい?

私、人生チャレンジするのは嫌いじゃないから、店主から「味噌の細麺今週までにできる?」って、今までやったことのないことを言われたりするわけです。でも、要請されたら「あ、あと3日ですね。じゃあ、明日までにやっておきます」と、そんな感じですね。製麺の現場には常に新しい課題があるんです。負けず嫌いなところがあるので、与えられた課題に対して、ゴールに行くまでにどうやってやるのかを考えて、整えていく。その過程が好きなんです。知識欲ですかね。

プライベートで好きなこと
はなんですか。

旅行が好きで、アンコールワットに行ったこともあります。次はナスカの地上絵を見に行きたい。国内ではお城や博物館にもよく行きます。今みたいな技術がないのに、たとえば素晴らしいレリーフを造っていたりします。そんな美しい造形を見ると、職人の血ですかね、「これは、すごい技術だ!どのように運んだのか。どのように彫ったのか」と興味が湧きます。絵画展に行っても「この加工はどうしているんだろう。ぼかしたのか、重ねたのか、あるいは・・・?」と考えると楽しいんです。

リラックスする時間は?

ウサギを飼ってるんですが、膝にも乗らないし、抱っこもできないんですよ。なんとかして、一緒に遊びたいと思って、50枚くらいダンボールを重ねて、そこをウサギがシュレッダーのように掘って、迷路のようになっていくのを見るのが好きで、その間はリラックスしていますね。

今後チャレンジしてみたい
ことを教えてください。

工場でのワークショップですね。スープや麺が、どういう工程でできていくのか、わかると面白いかなって。私自身、体験教室が好きで、たまにクッキング教室のパン作りのワークショップに参加したりもします。ワークショップで教えることは、私にとってお客様と接する機会にもなりますし。

最後にひとこと!

常にやる気に満ち溢れている毎日を過ごしているので、いつ死んでもいいって、感じです(笑)。55歳まで働かせてもらって、その後は、死ぬ前に一度セスナに乗って地上絵を見に行きたいです。

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